御嶽山の噴火、音も無く突然の水蒸気爆発
火山の噴火=マグマのイメージが強くて、もし噴火した場合は溶岩で命を落とすものと思っていました。
火山灰が人を埋めてしまったり、呼吸困難にさせたり、噴火による危険はたくさんある事を知り
自分の無知さに情けなくなりました。
ほとんど前触れがなかったと聞きます。
お昼時、山頂付近で景観を楽しんでいた人たち、
「何事か?」と思う間もなく身の周りを襲われたらどんなに恐怖だったか・・・
灰に埋もれるなか懸命に山小屋へ逃げ奇跡的に助かった人
わずかに遅れ逃げ込めなかった人
灰に埋もれるの人を何とか引っ張りだそうとしたがどうすることもできなかった人
その時の惨状をニュースで見るたび心が痛くなります。
奇跡的に助かった被災者の方々も倒れている人を置き去りにするしかない状況だったと語っていました。
どんなにつらかったかと思います。
9月下旬の週末の紅葉時期、山登りに丁度よいシーズンという条件がそろってしまったことで
被害が大きくなったのでしょう
今も救助活動が続いていますが山頂近くは噴石や降灰に加え有毒ガスも発生しており二次災害
の恐れもある状況での救助活動は大変だと思います。
人知の及ばない事は数知れずあると思っていますが、自然への驚異、自然への畏怖は決して
忘れてはならないと強く思います。
亡くなられた方のご冥福と、1人でも多くの方が無事に救助されますよう心よりお祈り申し上げます。
福 本