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飲酒運転を許さない社会環境づくり

こんにちは、福本です。

急に肌寒くなってきましたが、みなさん風邪などひかれてないですか?

いよいよ11月も中旬になり、忘年会シーズンに突入しました。

これからクリスマス、年越し、新年会と何かとお酒を飲む機会が増えていく時期ですよね。

そんな楽しい機会を台無しにしてしまうのが飲酒運転です。

岡山県では、「飲酒運転を許さない社会環境づくり条例」が今年の3月に施行され、違反行為を見つけた人は通報を呼び掛けています。

飲食店では「ハンドルキーパー」運動や車で来店しているグループには必ず声かけをするなど、飲食店業界の意識はとても高くなっているようです。

● 「ハンドルキーパー」運動 http://www.anzen-ankyo.jp/knowledge/handlekeeper.html

飲酒運転はなぜ危険か。

まず動体視力が落ちて視野が狭くなり、信号や路上の動きの見極めが遅れます。

理性が失われているため、運転に必要な判断力が低下し、スピードの出しすぎに気付かず、

ついつい乱暴な運転をしてしまいがち。

集中力が鈍り、とっさの状況変化に対応できなくなり、ハンドル操作やブレーキ動作が遅れがちになります。

このため、信号無視やカーブを曲がりきれない、横断中の人の見落とし、ガードレールや電柱への衝突など、悲惨な事故を招いてしまうことに。

飲酒運転などしないのは当たり前、と思うかもしれませんが、注意したいのは二日酔い。

前の晩に深酒し、翌朝酒気帯び運転をして事故を起こし、逮捕されたケースもあるそうです。

例えば体重60kgの人がビール500mlを30分で飲んだ場合、アルコールは3~4時間は体内にとどまります。

1000mlの場合はアルコールが体内から消失するまでに6~7時間かかります。

この時間は個人の能力に差があるため、お酒が飲めない体質の人、弱い体質の人、女性などはもっと長い時間がかかりそうですね。

つまり、前日の夜遅くまで深酒した場合、翌日の昼ごろまではお酒が抜けていない可能性が高いということ。

これは風呂に入ったり、運動したりしてもあまり変わらないそうです。

飲酒運転をすると、免許取り消しや巨額の罰金などの厳罰に処せられますが、それ以前に自分と相手、それぞれの家族の人生まで狂わせてしまうことになりかねません。

お酒を飲む機会が増える時期ですが、自分はもちろん周囲の人も含め、あらためて飲酒運転防止に努めたいものです。