自動車保険のノンフリート等級別料率制度の改定が始まって1ヶ月が経ちました。
自動車保険をご契約されるお客様にはその内容をご説明させていただいておりますが、
皆さま一様に言われることは「要するに事故をしたら益々保険料が高くなるんだね」と・・・
その通りですが、実際にこの制度の影響が出るのは来年の10月以降です(中途更改等を除く)。
確かに事故は多いです。
高年齢者の割高保険料も致し方ないと思いますが、年金生活に入り事故を起こしてしまい、割高保険料を3年会支払う。
2014年度から2段階の消費税増税。
当然、支払保険金は増え、また料率改定で保険料が高くなるのか。
そうすると、保険料負担を軽くするため免責を設けたり、車両保険を外したり、最悪保険未加入の車が増える可能性もあります。
そんな状態で事故が発生すると、少しでも自己負担額を軽くしようと無用なトラブルが起こりかねないのではないでしょうか。
被害者もたまったものではありません。
これから益々高齢ドライバーが増えていくこと思えば心配です。
若い世代が保険料負担をするなどは、医療保険制度・年金制度・車は慣れを見ると言わずもがなです。
要は事故を起こさなければいのですが、これが難しい。
今週も安全運転講習をしますが、いつも言っていることは、事故を起こすのは人です。
自分です。
車とか道路のせいで事故が起きることは皆無に近いです。
相手に過失が大きくても事故を回避できることは十分にあります。
環境のせいでも人のせいでもありません。
全て自分に原因があると思ってください。
事故が起きるのも起きないのも紙一重。
物損事故になるか人身事故になるかも紙一重。
人身事故が死亡事故になるか否かも紙一重です。
これから気忙しい季節になります。
事故は絶対に起こさないという強い信念を持って安全運転に努めましょう。
私、倉元もがんばります。