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窯焼き

先日、とある備前焼作家のお客様宅へ訪問すると、かわいい子犬の柴犬がお出迎え。

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しかし、車の周りをぐるぐる走り回るし、退かせようとすると遊びたいのか飛びついてくるわでなかなか敷地に入れなくて困りました・・・(~_~;)

工房へ近づくと、お客様がちょうど窯焼き6日目の作業中であり、しばらく見学タイム!!

めったに見れるものじゃありません。

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窯の中へ薪(松の木)入れするのを覗き見ると、窯の中の器が熱で真っ赤っかで半透明状態。

それもそのはず、温度計を見ると1,100度オーバー!!(11月なのに本当に熱かった)

8日間の窯焼き作業を4人で交代しながら、24時間体制で温度管理をしなければならないので非常に根気がいる作業で、一回の窯焼きで数十万のコストがかかるそうです(泣)

備前焼の様な手間がかかる製法で、現在も焼き物を作っている地域はほかには残念ながらもうないそうです。

合理化と叫ばれる現代ですが、古き良きを維持し伝承していくのも大切な文化ですね。

岡山に来てはや18年目、これを機に土捻りにチャレンジしようと思う垣田でした。