こんにちは、伊藤です。
ゴールデンウィークも終わり、早いもので5月も半ばとなりました。
また、4月14日に発生した熊本地震から約1ヶ月が経ちましたが
現在も1万人以上の方が避難所生活を余儀なくされている状況であり、
今後暑さが厳しくなって来ると余計に過酷な環境になってしまうのではないかと
心配になってしまうのですが…少しでも状況が改善され、被災者の方々が
また元通りの日常を取り戻す事の出来るよう、私も僅かではありますが
自分に出来る事をしていこうと思っています。
さて、話は変わりますが10日後の5月26日・27日には
G7伊勢志摩サミット2016が志摩市賢島にある「志摩観光ホテル」で開催されます。
開催地は志摩市にある賢島(かしこじま)という英虞湾に浮かぶ周囲約7.3キロにわたる島で、
面積は約0.68km2、人口98人の小さな島です。
伊勢志摩が選ばれた理由については
「日本の美しい自然や豊かな文化、伝統を世界のリーダーたちに肌で感じてもらえる場所」
であるからとされています。
G7サミットとは、日、米、英、仏、独、伊、加の7か国が参加し、
各国の首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議の事をいいます。
G7は一般的に首脳会議に参加する7か国の総称としての「Group of Seven」を意味しており、
そもそもの「サミット」とは「頂上,山頂」を意味する英語「summit」に由来しているとの事。
ウクライナ情勢を受けたロシアのG8への参加停止によって、
2014年以降はG7サミットとして開催されているようです。
実際にサミットで取り上げられる議題については、
私たちの暮らしに直結する景気や雇用等の経済問題についてだけではなく、
グローバル社会における政治・社会問題についても取り上げられており多岐に渡ります。
今回のG7伊勢志摩サミットでは世界経済・貿易、政治・外交問題、気候変動・エネルギー、
開発、質の高いインフラ投資、保健、女性などに関して様々な議論が行われるとされています。
今回のサミット開催にあたって、今朝もニュースで東京メトロの全駅のゴミ箱を撤去し、
主要な駅など140ヵ所ではコインロッカーを使えないように封鎖するなど
テロ対策として警備体勢を強化するとの報道がされていましたが、
伊勢志摩サミットに伴う各種警備・交通規制等が行われますので
この期間に東京や開催地周辺に行くご予定のある方は事前に外務省のHP等で確認されると良いかと思います。
以上、10日後に迫ったG7伊勢志摩サミットについて少し触れてみました。