こんにちは、伊藤です。
早いもので今年も残り約2ヵ月を残すのみとなりました。
寒さも日に日に厳しくなり、日が暮れるのも随分早くなりましたね。
自転車通勤の私には辛い季節ですが、年末に向けて体調を崩したりしないよう、
身を引き締めていきたいと思います。
さて、9月には大型連休としてすっかり定着したシルバーウィークもあり、
10月は体育の日もあったので秋は祝日が多く行楽にも最適な季節で嬉しい限りですね。
11月はというと、11月3日が文化の日、そして11月23日は勤労感謝の日という事で祝日が二度あります。
勤労感謝の日はその名の通り意味をよくご存じの方ばかりかと思いますが、
ふと「文化の日」はどんな意味を持つ祝日なのか、気になって調べてみました。
国民の祝日に関する法律第2条によると、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としているようです。
…これだと今一つしっくり来ないですね。
具体的にいうと、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日で、
この日本国憲法が平和と文化を重視したものである事から、
その2年後の1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日法で「文化の日」として定められたそうです。
なお、日本国憲法は、公布から半年後の1947年(昭和22年)5月3日に施行されたという事で、
ゴールデンウィークにある5月3日もまた、「憲法記念日」として国民の祝日となっています。
日本国憲法が公布された日、施行された日がそれぞれ国民の祝日として定められていたんですね。
憲法記念日は意識がありましたが、文化の日については恥ずかしながら意味をよく分かっていませんでした。
来る文化の日ですが、皇居で文化勲章の親授式が行われるほか、文化庁主催による芸術祭も開催され、
入館料を無料にする博物館などもあるようです。
また、この日は晴天になる確率が非常に高い事から、「晴れの特異日」としても有名だとか。
これまで単純にお休みというだけで喜んでしまっていましたが、
祝日が定められた背景や意味を知ると色々な過ごし方を考える事が出来ていいなと思いました。
今年も天気が良ければ、お近くで文化の日に関する催し物などが開催されていないか調べて、
出掛けてみるのも有意義かもしれませんね。
私もこれを機に少し調べてみようと思います。