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50年前のある話題

こんにちは、倉元です。

昨晩TVで、テレビ史を揺るがせた100の重大ニュースという番組があり、

懐かしく最後まで見てしまいました。

私が生まれてから現在までに近い60年という歴史の中に、

昨日のように思い出される事件がいくつもありました。

自然災害を除けば、ほとんどが人間のエゴイズムによって引き起こされた事件が多かったように思います。

個々の事件を語っているときりがありません。

また、我々業界の新聞、「保険毎日新聞」を見ていると「発刊70年を迎えた保険毎日新聞」と題し、

30年、50年、70年前の話題が掲載されていました。

その中で興味を引いたのが、50年前の話題です。

「強い損保への風当たり-理解されず誤解が多い」とあり、損保に対する批判が出ていました。

昭和41年の第51回通常国会で審議された地震保険に関する法律案と地震再保険特別会計法案で

審議されたときに出た話だと思います。

この中では、地震保険の保険金額の上限額や損害の認定方法、加入方法等多岐にわたり審議され、

代理店制度や募集制度、保険業法改正の話まで出ていました。

タイムマシンに乗ったような非常に新鮮味を感じました。

今日も改正保険業法が成立し来年度に施行される見通しですが、

50年も前にも同じような話があったんですね。

参考に国会の議事録を見るのも楽しいかと思います。

http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_list.cgi?SESSION=52585&SAVED_RID=2&MODE=1&DTOTAL=43&DMY=55883

この中で大蔵委員会の議事録にあります。