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秋の味覚といえば

こんにちは、伊藤です。

昨日15日は敬老の日という事で、私も同居している祖母に
ささやかながら普段の感謝の気持ちを込めて夕飯を作りました。
いつもは照れくさくてなかなかお礼が言えないので、
年に一度こういったきっかけがあるのはいいなと思います。

 

前回は中秋の名月の話題でしたが、当日は天気も良く綺麗な月を見る事が出来ましたね。
最近ではめっきり暑さも落ち着いて、秋の訪れを感じる事も増えたように思います。
近年は夏が長く秋が一瞬で終わってしまうような感覚でしたので、
お盆が終わったこの時期に暑さが和らぐと何となく嬉しくなります。
過ごしやすく快適な時期ですが、夏に溜まってしまった疲れが出たり
日中との寒暖差で風邪を引いたり、という事もあるかと思いますので、
皆様も体調管理には十分お気を付け下さい。

さて、秋といえばスポーツの秋、芸術の秋、読書の秋…など
様々なものを連想しますが、やはり私は食欲の秋!が真っ先に浮かんでしまいます。

さんま、松茸、梨、無花果、栗、なす、さつまいもに柿など、
秋に旬を迎えるものはたくさんありますね。
中でもさんまは、漢字で「秋刀魚」と書くように、
日本人の秋の味覚の代表格といえるのではないでしょうか。
今年のさんまは初出荷が7月上旬で、水揚げ高は過去十年で最低だったようです。
その為今年はさんまが不漁なのでは?と懸念されていましたが、
8月下旬から9月にかけては水上げ高が回復し、
それに伴って価格も少しずつ落ち着いてきているとか。
さんまは私たちの食卓にも馴染みのある魚なので、ひと安心ですね。

さて、さんまといえばやはり塩焼きにして食べるのが定番だと思います。
そこで今回は、さんまをより美味しく焼く為のコツを少し調べてみました。

・キッチンペーパーで水気をしっかり取る。

・焼く10~15分前にさんまに塩を振る。
 ⇒ 塩を振った後すぐに焼くと皮目から出てくる水分や脂で塩が流れてしまう為。 また、旬のさんまは特に水分と脂が多いため、塩が回ると浸透圧による脱水作用で、水気とともに背の青い魚特有のクセもほどよく抜ける、という効果もあるそうです。

・表面に×印の切り込みを入れる。
 ⇒ こうする事で火が通りやすく、見た目も美しい仕上がりに。

・グリルを先に温めておく。
 ⇒ ムラなく熱を通りやすくする。また、身がくっついてしまうのを軽減する。
 
 

 また、焼く前にしっぽの部分にアルミホイルを巻いておくとしっぽがぼろぼろにならず綺麗に残るので見栄えが良くなるそうですよ。

いかがでしたでしょうか?
日頃から料理をよくされている方には基本的な事かも知れませんが、
ちょっとした下準備をしておくだけで味や見た目が良くなるのであれば嬉しいですよね。
また、さんまには血液をサラサラにしてくれる「EPA」や
脳の老化防止に効果があり、善玉コレステロールを増やしてくれる「DHA」、
さらにはアンチエイジングに効果があるとされる「ビタミンE」も含まれています。
夏の疲れが出やすい今の時期にはぴったりの食材だと思います。
私自身もこの記事を書いていて無性にさんまが食べたくなりました!
正直、魚料理は面倒で普段ほとんどやらないのですが…
たまには美味しいさんまを焼いて、家族に食べさせてあげようかと思います。

夏場に落ちていた食欲が回復し、美味しい物が増える秋ですが
食中毒の発生が多い時期でもあります。
食べ物の保存法や調理法、調理製品の管理などには注意し、
美味しい秋の味覚を楽しみましょう♪


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