あれから３年、そしてあの日から既に１９年。

決して忘れてはいけない、忘れることのできない阪神・淡路大震災から１９年、

東日本大震災から３年経ちました。

犠牲になられました方々に改めて哀悼の意を表しますとともに、

被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

さて、平成に入ってからこの２つの大震災をはじめ、北海道東方沖地震等マグニチュード６以上の地震は約５０件にも及びます。１年で２回、日本の何処かで大地震が起きていることになるのです。

岡山には地震は来ないから・・・

本当にそうでしょうか。最近よく耳にする南海トラフにおける南海・東南海地震は、2010年1月1日からの発生確率は30年以内で 60 – 70 % 、50年以内で 90 % 程度以上とされているのです。

この域での地震は約100年から200年周期で発生していて、

毎回マグニチュード８クラスに達しているのです。

直近の地震は１９４４年（昭和１９年）で、その前が１８５４年ですから、そろそろ起きても全く不思議ではないのです。さらに連動して発生する危険性が高い東海地震に至っては１６０年間も起きてなく、非常に危険な状態にあり、その上いたる所にある活断層や発見されていない活断層もあります。

しかしながら、我々人間は自然の力をコントロールすることは出来ませんから、常日頃からの防災・減災意識が大切になるのです。地震だけではなく、先日の大雪や台風、酷暑や寒波、ゲリラ豪雨による水害等々あります。自然災害だけではなく、犯罪や詐欺、怪我や病気なども自分自身のちょっとした防衛・防御意識で被害を防げることが出来ると思います。

今一度自分自身を守る、家族を守る、地域を守ることを考えてみてはどうでしょうか。

倉元

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