エネアブログ

こんにちは、倉元です。

倍返しだ！の半澤直樹のドラマで銀行の闇を面白く見ましたが、最近某都市銀行で反社会的勢力と長年取引をし、それが発覚しても2年余り取引を継続していたことが分かり、金融庁から業務改善命令を受けました。

これを機に金融機関はもちろん企業は、反社会的勢力との関係遮断のための取り組みをより強化するような動きが顕著になってきました。

保険会社も反社会的勢力との契約は排除し、仮に契約時点で分からなく契約していても、事故時に契約者、被保険者、保険金受取人が反社会的勢力と判明した時は保険金を支払わないとか、契約を解除する旨約款や重要事項説明書に明記されるようになります。

自動車保険では、ますます自己防衛できるような内容で入らないといけないですね。ご相談はエネアまでお気軽にしてください。

さて、反社会的勢力とは一体何でしょうか？

すぐに思い浮かぶのは暴力団でしょうか。

独立行政法人中小企業基盤整備機構では、反社会的勢力を下記のように定義しています。

1.暴力団

　　　　　イ　前各号に掲げる者が自己の事業又は自社の経営を支配していると認められること

　　　　　ロ　前各号に掲げる者が自己の事業又は自社の経営に実質的に関与していると認められること

　　　　　ハ　自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的を持って前各号に掲げる者を利用したと認められること

　　　　　ニ　前各号に掲げる者に資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められること

　　　　　ホ　その他前各号に掲げる者と役員又は経営に実質的に関与しているものが、社会的に非難されるべき関係にあると認められること

また、法務省では「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」をＨＰに載せていますので一度ご覧になってみてください。

弊社のお客様には上記のような関係者はいないと思いますが、万が一該当する方がいらっしゃいましたらご契約はできません。

また、ご契約後発覚した場合は契約解除となりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

中小企業基盤整備機構HP（反社会的勢力の定義）

法務省ＨＰ（企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について）

反社会的勢力の排除