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交通事故と高齢化

平成24年になり早2ヶ月が経ち、東日本大震災の発生から1年が経とうとしています。

最近月日が経つのが非常に早く感じられる倉元です。

震災により犠牲となられた方々に対し哀悼の意を表すべく、3月11日午後2時46分を期して黙とうを捧げ、心から犠牲となられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

皆様におかれましても、今年の3月11日は日曜日ですので、それぞれの場所において、心から黙とうを捧げましょう。

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さて、今回は交通事故と高齢化について一言。

平成23年12月末現在の岡山県の運転免許保有者の状況

総保有者数      1,289,652人

そのうち65歳以上   246,587人(19.1%=男12.5%+女6.6%)

平成23年11月末の岡山県の自動車保有台数(軽自動車を含む)

乗用車        1,093,767台

貨物車         316,980台

乗合者           3,124台

特種(殊)車       29,555台

二輪車          48,526台

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合計         1,491,952台

平成23年中の岡山県内の交通事故発生状況(警察に届出があったものだけ)

総事故件数       61,173件

物損事故         44,976件

人身事故         16,197件

死者数            106人(65歳以上47人、44.3%)

重症            1,202人

軽傷           19,122人

この数字を見て皆様はどうお感じになられたでしょうか。

運転免許保有者数に対しての事故件数割合が4.7%、保有台数に対しての事故件数割合が4.1%。

これはあくまで警察に届出があったものだけです。

私ども(株)エネアで取り扱っている自動車保険でいえば、事故の頻度率は軽く10%を超えています。(警察に届出のない事故、単独車両事故、飛来物等を含みます)

これは一家庭もしくは一事業所に1台車があれば10年に一度の事故、2台あれば5年に一度、3台あれば3年に一度、5台あれば2年に一度、10台あれば毎年事故がある計算です。

保有している自動車を何人かで共有して使用していれば益々この頻度は高くなります。

次に、人身事故の割合が高いと思われませんでしょうか。

それもそのはずで、岡山より人口の多い広島、京都より人身事故件数が多く、北海道とほぼ同じ件数です。

平成22年度の資料では全国ワースト7位で、人口1万人当たり86.4人が人身事故に遭っている計算です。

ちなみに近県では香川県が1位、広島19位、鳥取44位、島根47位でした。

参考までに青森県41位、秋田県46位、岩手県45位、山形県14位、宮城県14位、福島県27位でした。

これは県民性でしょうか、それとも何か他に理由があるのでしょうか。

人身事故に遭っているというよりも、中には人身事故にしている人もいるのでしょ。

必要もないのにいたずらに通院したり、悪知恵を働かせ無理強いして保険金請求したりという輩もいるかもしれません。

悲しいことですが、この仕事をしているとそう思われることが少なからずあります。

晴れの国おかやまは、天候だけでなく、心もそうあってほしいものです。

さて、高齢化の話ですが今日は長くなりましたので後日にしておきます。


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