今年一年間大変お世話になりました。
倉元です。
今年も国内外で歴史に刻まれる様々なことが沢山起こりました。
皆様は何が一番印象に残ったでしょうか。
その時に思ったこと、感じたことを忘れないようにしていきたいものです。
時が経つにつれて、記憶と感情は薄れていきます。
だから人間は同じ過ちを何回も繰り返すのでしょうか。
私は、今年一番反省させられたことがあります。
それは、防災士の学習をしているときに出てきた心理学でいう「正常化の偏見」という言葉です。
(防災士とは・・・防災の意識・知識・技能を有するとNPO法人日本防災士機構が認定した人たちのことです http://www.bousaishi.net/bousaishi.html)
これは災害が発生した時などに自分にとって都合の悪い情報を無視、過小評価したりして、「自分だけは大丈夫」という心理が働く、というものです。
大変恐ろしい心理状態といえるでしょう。
日頃の防災に対する心構えと訓練が如何に大切なものか痛感します。
果たして自分はどうか・・・
これは災害時に限ったことではなく、日常生活上に起こる様々な事象にも当てはまることだと思います。
さあ、今年もあと数日ですが、共々にいい年を迎えましょう。
来年もよろしくお願い申し上げます。