こんにちは、伊藤です。
GWもあっという間に終わってしまい、
またいつもの日常に戻るのが億劫だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大型連休は通常の休みと比べて地元へ帰ったり行動範囲を広げてみたり、
また海外などへも足を伸ばしやすい分、その反動が大きいですよね。
どこへ行くにも人でごった返していて、特に世のお父さん方はきっと大変な思いをされた事でしょう。
社会人になり自分が働くようになってから、
子供の頃休日に父が遊びに連れて行ってくれた事を感謝するようになりました。
そしてせっかくの休みなのにゴロゴロしてばっかりで構ってくれないだとか、
あそこに行きたいあれが食べたい!と色々ワガママを言った事を少し反省したりもします。
平日家族の為に働いてくれていた父を、もっと休ませてあげれば良かったなと。
来月は父の日があるので、何か美味しい物でもプレゼントしようと思います。
さて、話は戻りますが連休明けのこの時期、ぼーっとしてしまう、
なんだか気怠くてやる気が出ない、疲れが取れない、眠れない、
気分がふさぎこんでしまう…など様々な不調が起こりやすい時期です。
いわゆる「五月病」と呼ばれるものですね。
医学的には「五月病」という病名は存在しておらず、
医学的な診断名を付けるならば「適応障害」あるいは「うつ病」と診断されるそうで、
一般的には4月から新生活を始めた方が新しい環境や人間関係の変化に順応出来ず、
ストレスを抱える事で引き起こされる精神的な症状を指す事が多いようです。
それ以外にも長期休みの後は仕事や学校に行く気が起きず、
理由の不明確な身体や心の不調を起こす事なども「五月病」の症状として挙げられます。
たかが五月病だとか、放っておけばその内治るだろう、と思ってしまいがちですが
この時期は電車の人身事故も増えると言われていて、
五月病だと思っていたらうつ病だった、というケースも少なからずあるようです。
少しでもおかしいな、と感じたら病院に行く事が自分自身を守る手段なのだと思いました。
もしくは周りの人が気付いてあげられるのが一番かもしれません。
そもそも五月病にならない為にはどうしたらいいのか、調べてみました。
完璧主義者、生真面目な性格の人は特に発症しやすいようですから
少し肩の力を抜いて、思い詰めず気分転換をする事が大切だと思います。
・なんでも完璧にこなそうと力み過ぎない
・1人で悩まない
・規則正しい生活・食生活を心がける
・十分に睡眠をとる
・自分の時間を確保、気分転換をする 等
また、5月に旬を迎える食材の中には
五月病の予防や改善に効果が期待出来る食材がたくさんあるのだとか。
代表的なものは野菜で、
筍・ピーマン・アスパラガス・さやえんどう・新キャベツに新たまねぎなどが有名です。
五月病に効果のある栄養素としてビタミンCが挙げられますが、
キャベツやアスパラガス、さやえんどうに多く含まれています。
野菜以外ではカツオ・マグロ、いちごやワカメ等があります。
ビタミンC以外にも五月病の予防と改善に効果があるといわれている栄養素がありますので、
ご紹介します。
ビタミンB群・・・バナナ、ウナギ、さつまいも、豆腐、レバー、玄米など
【期待出来る効果】疲労回復・脳の活性化・神経疲労の改善など
カルシウム・・・牛乳、小魚、桜えび、チーズ、小松菜、ケール、油揚げなど
【期待出来る効果】興奮や緊張の緩和・イライラの抑制など
きりがなくなってしまうので詳しくは調べてみて頂ければすぐに出て来るのですが、
他にもゆっくりお風呂に浸かる事やアロマテラピー、ハーブ等も
五月病の予防や改善に効果的だそうです!
今年のGWは日曜日が最終日で余計に憂鬱さが増してしまいますが、
五月病にならないよう時にはリフレッシュしながら
日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。
…と、言いながらも夏季休暇が待ち遠しい伊藤でした。